『拾った子犬がケルベロスでした』は荒井竜馬による日本の小説(ライトノベル)作品。「アルファポリス文庫」(アルファポリス)から発売。最新刊は3巻
失われた『古代魔法使い』の少年ソータは、自称地獄の番犬ケルベロスのケル、『純剣士』のサラと、はぐれ者同士でパーティを組んでいた。冒険者としての活動も軌道に乗ってきたある日の夜、突然ケルが姿を消してしまう。失踪したケルを捜すソータは、以前サラを引き抜こうとして失敗した因縁のある冒険者が、子犬の誘拐を企てていたという噂を耳にする。新たに眷属になったハイエナジャガーの力を借りて、ケルが残した痕跡を追うソータたちは、ある寂れた廃教会にたどり着く。そこにはなぜか多数の賊が恥ずかしい姿で捕縛されており、さらに教会から犯罪者ギルドに資金が流れている証拠となる資料がまとめられていて……