『わたしが猫になろうと思った理由のいくつか』は沢本新による日本の小説(ライトノベル)作品。「アルファポリス文庫」(アルファポリス)から発売。
指を壊し、夢を絶たれた天才ピアノ少女の祈里(ルビ:いのり)。絶望の中、ふらりと立ち寄った神社で、彼女は謎の少年ケイと出会う。責めも傷つけもしてこない彼の雰囲気に安らぎを覚え、神社に通うようになった祈里はある日、ポツリと願いを漏らす。それは空虚で、思いつき程度のもので、それでいて絶対に叶うはずのないもの。しかし、突如現れた〈魔女〉と名乗る猫・ムーンによって、その願いは叶えられたーー。これは少女が失ったものを取り戻し、本当の自分を見つけるまでの、ちょっぴり不思議な物語。