『獅子は働かず 聖女は赤く』は八薙玉造による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はぽんかん⑧。「スーパーダッシュ文庫」(集英社)から発売。最新刊は4巻
禍竜戦争と呼ばれる大乱に見舞われたガルダ正統帝国。戦が終わり、国が平和を取り戻しつつあるそんな頃、聖職者見習いのアンナは、毎日自分を見つめる青年の姿に気づいた。その青年・ユリウスが何か悩みを抱いているのだと勝手に思い込んだアンナは、持ち前の行動力で、彼の自宅を強襲する。妹のような年格好の少女・サロメを働かせ、自分は働きもしないユリウスに怒るアンナは、彼を更生させることを誓うのだった。しかしそんな彼らに、運命と過去が戦いを引き連れて迫る!竜と鋼と魔女のファンタジー、時々コメディ。
"裏切りの獅子"ユリウスと、見習い修道女アンナの旅は転機を迎えた。魔女たちの隠れ里"茨の城"を巡る戦いで、ユリウスは中央教会の精鋭"獅子の牙"を打ち破った。しかし、満身創痍の彼は倒れ、アンナは中央教会に連れ去られてしまう。大きな秘密を抱く彼女を利用しようと策謀が巡らされる中、再び立ち上がったユリウスは、"竜の魔女"サロメたちと共に中央教会の中枢、教都ノヴァリアに襲撃をかける。しかし、彼の前に立ちはだかったのは、驚くべき敵だった!!竜と鋼と魔女のファンタジー、時々コメディ第四弾。