『焦焔の街の英雄少女』は八薙玉造による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は中島艶爾。「MF文庫J」(KADOKAWA / メディアファクトリー)から発売。最新刊は3巻
焼け落ちた品川の街、逃げまどう人々。別世界から侵入した剋獣-世界の敵に人々は脅かされていた。しかしこの世界には英雄がいる。世界を喰らう剋獣五帝と戦い、討ち果たす者。焔まとう英雄、烈火の剣皇・紅地杏だ。だが彼女には秘密があった。そのメンタルは豆腐で英雄然とした姿は演じているだけ。自分の台詞の恥ずかしさに赤面、後輩の相談に狼狽し半泣き。その真実を幼なじみ・黄塚光義だけが知っている。度重なる戦いでその身を、英雄であろうとすることでその心を、傷つかせていく杏。だが無力な光義ができることは、彼女の平穏な日常を守ってあげることだけで...。これは世界の運命に翻弄される、英雄の少女とその幼なじみの物語。
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