『魔王都市』はロケット商会による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はRyota-H。「ガガガ文庫」(小学館)から発売。最新刊は3巻
無法都市を裁く、正義と仁義。 人類と魔族の講和の象徴である共存特区『ニルガ・タイド』ーー通称・魔王都市。七柱の魔族の王が治めるこの街で、一柱の王が殺された。均衡が崩れ極度の緊張状態に陥る中、事態を重く見た人類連邦司法庁≪不滅工房≫は事件解決のため勇者の娘であるアルサリサ・タイディウスを魔王都市へと派遣する。彼女が組むことになったのは、なまくらキードと呼ばれる一人の捜査官だった。法の名の下に正義を執行する、勇者の娘。違法を厭わず仁義を貫く、不良捜査官。暴力と陰謀が入り乱れる混沌都市で、歪なコンビの常識外れの捜査が始まる。一方、魔王都市内では各勢力による衝突が激化し、巨大な抗争へと発展していく。刻限迫る中、アルサリサとキードは黒幕へと辿り着けるのかーー異世界舞台の世界破滅級クライムサスペンス。 【編集担当からのおすすめ情報】 『勇者刑に処す』でこのラノ2023の単行本部門3位を獲得したロケット商会先生の完全新作です!たしかな筆力で描かれる緻密で骨太な世界観と、歪で偏執駅的な思想を掲げる個性的なキャラクターを楽しめる異世界クライムサスペンスとなっております。イラストの担当は、『FGO』『白夜極光』などでティザーやキャラデザを担当されているRyota-Hさんです。ポップで目を引く絵柄で、個性的なキャラクターをより引き立ててくれています。敵も味方もキャラ推ししたくなるような作品にもなっているので、ぜひご一読頂けますと幸いです!