『火の神さまの掃除人ですが、いつの間にか花嫁として溺愛されています』は浅木伊都による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はSNC。「小学館文庫キャラブン!」(小学館)から発売。
追放されて醜い神の溺愛花嫁に!? 物が発する言葉にならない声。小夜は、その声を聞くことができる〈蝶の耳〉という繊細な能力を持っているが、そんなちっぽけな力など、異能を用いて神々を喜ばせ、神々を繋ぎとめる巫の役目を代々果たしてきた石戸家にあっては、何の意味もない。母が亡くなり義母がやってきてからは、小夜は使用人のような扱いを受け、虐げられるようになる。やがて義姉の企みによって石戸家を追放された小夜は、異界に棲む猩々に売り飛ばされてしまう。 猩々の屋敷で裁定を受けていた小夜は、そこで火の神・鬼灯が作った勾玉の声を聞いたことが縁となり、鬼灯の屋敷の掃除を任されることに。 それにしても、小夜には不思議に思うことがあった。醜く恐ろしい神と呼ばれ、呪われた存在として忌み嫌われ、過去六人の花嫁に逃げられたという鬼灯は、「普通の人間であれば、この醜さに目を背けるのに、お前はそうしなかった」と小夜に感謝の言葉を告げる。しかし小夜の目には、鬼灯が強く美しい男神にしか見えないのだ――。 呪われた屋敷に入るための条件として契約花嫁になった掃除人・小夜と、あくまでも花嫁として小夜を扱いたい火の神・鬼灯の、大正溺愛ファンタジー!
私は火の神・鬼灯様の花嫁でございます
一瞬の隙をつかれて小夜の義母が仕掛けた術に落ちた鬼灯は、いまだに桜のことを小夜と思い込んでいた。
一方、花嫁となることを強要していた鉄の神・赤金の許から逃れた小夜は、猩々の鳴海の力を借りて火蔵御殿に忍び込もうとする。
おりしも豊玉姫が火蔵御殿を訪れるというその日、小夜と鳴海は侵入を決行。
決死の思いで侵入に成功した小夜、しかしそこで目にした鬼灯は…
小夜と鬼灯、ふたりの絆が今まさに試されるとき!
大ヒット大正恋愛ファンタジー、堂々の第7集!
| ▼ 言語(Language) |
| Japanese | : | hino kamisamano soujinindesuga, itsunomanika hanayometoshite dekiaisareteimasu |
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