『悪役令嬢の遺言状』は巻村螢による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はSNC。「サーガフォレスト」(一二三書房)から発売。
王国随一の資産を持つシュビラウツの令嬢リエリアは、結婚式の当日に、婚約者である第一王子から結婚を破棄されてしまう。「さようなら、皆様」とだけ言い残して姿を消したリエリアの死が伝えられたのは、それからまもなくのことだった。そして彼女が残した遺言が王国をさらなる騒動に引き起こした。「わたくしと結婚した者には、シュビラウツ家の全てを譲るものとする」。この遺言状の真意は何か?リエリアの死の真相は? 謎が謎を呼ぶ恋愛ミステリー、誕生!