『おいしいベランダ。 亜潟家のポートレート』は竹岡 葉月による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はおかざきおか。「富士見L文庫」(KADOKAWA)から発売。
★===★待望の全編書き下ろし★===★ まもりの妊娠が分かって、幸せいっぱいの葉二。同時に新居や出産など、やることは盛りだくさん。 ところが葉二は育休を取れないと判明――! 二人は里帰り出産と準備を分担して乗り切ることを決める。 決意のもと、まもりは妊娠中も飲めるお茶や、葉二が収穫したての素材で作る天ぷらに元気を得て、着々と準備を進めていく。 しかし新居のリフォーム案で波乱!? これじゃあ庭や書斎に声が届かなくて、葉二さんが熱中したら出てこなくなっちゃいます......! 大幅なプラン変更で、準備は逼迫!?★===★ 登場人物 ★===★★栗坂まもり大学一年生のときに亜潟葉二に出会い、ベランダ菜園の沼にはまるとともに、葉二と恋人に。大学卒業後、葉二と暮らすため神戸に就職して、夫婦としてにぎやかな生活を送っている。★亜潟葉二身長180cmのイケメンデザイナー。「食べられるものしか育てない」のモットーの園芸男子。ベランダは鉢植えとプランターの緑でいっぱい。今は神戸のデザイン事務所で社長も務める。★具志堅湊まもりの大学からの親友で沖縄女子。就職して距離が離れてからもまもりと仲が良い。いまは学校の先生として働いており、大学のころからの恋人と同居している。なんと実はその住まいはあの......!★六本木志織関東在住だったときの、葉二の行きつけの園芸店「六本木園芸」の店長。気さくな笑顔と確かな商品知識で、お客の心を鷲掴みするやり手でもある。店舗の隣はおしゃれなレストランになっている。★栗坂ユウキまもりの弟で、いまは京都の大学生。顔はまもりとそっくりだが、性格は反対。普段は口数が少ない男の子だが、頭のなかではいろいろと考えているようで......。葉二のつくる料理が好き。