『旦那の同僚がエルフかもしれません』は竹岡 葉月による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はコタチユウ。「富士見L文庫」(KADOKAWA)から発売。最新刊は2巻
大好きな旦那様は、かつて異世界を救った勇者だった! そんなことは知らずに結婚した普通の主婦・ひばりだったが、持ち前の大らかさで異世界と隣り合わせの生活にもすっかり順応。勇者イブキの妻として、今日も夫を異世界へ送り出す。現地のエルフと結婚し、定年退職する元勇者をおもてなししたり、育休から復帰した聖女に料理を教えたりと、慌ただしい日常を送っていた。 ランズエンドに骨をうずめることを選んだ人、二つの世界を行き来しつつも一人で生きていくことを選んだ人。おもてなしを通じてさまざまな生き方や選択を目の当たりにするひばりだが、ある日伊吹があちらの世界で消息を絶ったという報せが届いてーー!? 『おいしいベランダ。』『犬飼いちゃんと猫飼い先生』シリーズの竹岡葉月が贈る、 すこし不思議なおもてなしファンタジー第2弾! ■□■□■□■□■□■□■□■□ 登場人物 三輪ひばり(みわ・ひばり)……新婚ほやほやの主婦。良くも悪くも細かいことは気にしないタイプ。伊吹のことが大好き。 三輪伊吹(みわ・いぶき)……ひばりの旦那。自身の仕事についてはあまり多くを語ろうとしない。ひばりのことが大好き。 アロイス・ナンバーエイト……かつて伊吹とともに魔王を倒したエルフ。隙あらばひばりを口説いて伊吹に怒られている。 エンリギーニ……伊吹が倒した魔王・バラベスの娘。アースサイドの文化に興味津々で、お中元やお歳暮と称してたまに異世界の食材を送ってくる。 1話 旦那の先輩も勇者かもしれません 2話 魔法少女は禁句かもしれません 3話 謹賀新年にも罠があるかもしれません 4話 愛は時空を越える、かもしれません エピローグ 拍手をもって新郎新婦をお迎えください あとがき