『偽る神のスナイパー』は水野昴による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はまごまご。「ガガガ文庫」(小学館)から発売。最新刊は3巻
守る。スコープが切り取る、この世界を。 死者が蘇り、生者を襲う――。 ある都市を起点に発生したその現象は、またたく間に世界全土へと拡散した。 蘇った骸――彼らの名は〈レヴナント〉。 生者への強烈な殺戮本能を持ち、視界に収めたあらゆる兵装を複製する、生ける屍。 地球は今、掛け値ない地獄と化していた。 それに抗するは、人類の新たなる希望――通称〈埋葬官〉。 レヴナントの能力を模した特殊兵装〈エミュレイター〉を駆る執行者。 かつての失態によるトラウマから、スコープを覗けなくなった元エーススナイパーの主人公・円吹芽は、〈エミュレイター〉の原点となった特殊兵装を身に宿す少女・ザイシャとの契約を果たし〈埋葬官〉の一員となる。 しかし彼が手にした新たな『力』は、今や扱うことすら叶わぬ――白亜のスナイパーライフルであった。 無力な少年が持て余す、強大な武力。 救う力を得たはずなのに、人々の命は掌で掬った砂のように零れて消えてゆく。 果てしない無力感と、加速していく戦いの中で、少年は自らが為すべき使命を再び瞳に捉える。 近未来アーミーアクション、始動!! イラストは、気鋭のイラストレーター・まごまご氏が担当!!
あなたの大切な人に、引き金を引けますか。 死者が蘇り、生者を襲う。再来したレヴナントによってもたらされたのは、果てしなく続く殺戮と絶望だった。特殊兵装《エミュレイター》を繰る《埋葬官》たちの奮闘をもってしても好転しない圧倒的な戦力の差。そして七姉妹・エレクトラの討伐と引き換えに物資供給システム《オクルス》までもが失われ、状況はさらに悪化していく。エレクトラからサルベージされた機密情報。その映像の中で、吹芽とザイシャたちの前に、かつて世界を救い、そして世界から憎まれた英雄の亡霊が立ちはだかる。円燦華――吹芽の母親であり、ザイシャの先代ユーザー。かつて世界に混乱を招いたプシュケを撃墜した稀代の狙撃手。 彼女までもが、レヴナントに......? 人類を脅かす《七姉妹》の復活の理由、そして、かつて《プシュケ》が抱いた真の願いとは?苦悩する吹芽とザイシャを嘲笑うように、人類の存亡を懸けた最終決戦が幕を上げる。誰がために戦うのか。少年たちは、世界を救うための一撃を、己の大切な者に向けることができるのか――!スコープが切り取るその世界の中で、彼らは最後の答えを掴み取る! 屍者が蘇る、壊滅的な未来で紡がれるアーミーアクションシリーズ決着の刻。
▼ 情報(Information) |
著者 | : | 水野昴 | イラスト | : | まごまご | 出版 | : | 小学館 | レーベル | : | ガガガ文庫 | 刊行期間 | : | 2016年03月02日(1巻発売) | ISBN(1巻) | : | 9784094516043 | ISBN(3巻) | : | 9784094516586 | 最新刊 | : | 3巻 |
|
▼ 言語(Language) |
Japanese | : | itsuwarukaminosunaipa^ |
|