『クロスワールド・アルケミカ』は伊神一稀による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は加藤いつわ。「ガガガ文庫」(小学館)から発売。最新刊は2巻
古に結ばれた異世界との盟約がいま――! 2年前。東京に未知の病が流行し始めた。体の一部に、紋様のような奇妙な痣が浮き出、それと同時に目を覚まさなくなる異様な病。それが、全ての始まりだった――。主人公・御影タクトの前に現れた異世界の女・ルナ。《ゼラ・ハイヴ》という世界からきた彼女の目的は、2年前に錬成されたという、地球とゼラを繋ぐ扉を破壊すること。2年前から目を覚まさない妹の病、そして2年前からタクトに目覚めた奇妙な能力。その原因が、ゼラから地球に流入した《ジオ・グラム》という物質によるものだと知った彼は、彼女と共に調査に乗り出した。少年は、かつてゼラとの間に結ばれた血族の盟約を知り、《ジオ・グラム》を巡る錬金術師たちの抗争に否応なく巻き込まれていく――。――誰が敵で、誰が味方か。油断のならない展開が、2人の運命を翻弄する......!でじたろう氏(ニトロプラス)がゲスト審査員として参加した、第9回小学館ライトノベル大賞・優秀賞受賞作。イラストは第21回電撃イラスト大賞・金賞受賞。『千年戦争アイギス 月下の花嫁』などで活躍中の加藤いつわ!
異世界の門は再び開く。ルナ、帰還なるか? 現世と異世界、そして錬金術師たちのジオ・グラムを巡る抗争は、異世界へと繋がる扉の崩壊という結末を迎えた。だが、ジオ・グラムが原因で昏睡病に罹った人々は依然として目を覚まさない。 それは、御厨タクトの妹も......。 一方、扉を破壊するために召喚された番人・ルナは、扉の予期せぬ崩壊のために、元の世界に帰れなくなっていた。その体には寿命を縛る呪いを宿すにもかかわらず......。 儕としてルナと契りを結んだタクトは、彼女と共に再び異界への扉を開く方法を探し始める。昏睡病に罹ってしまった、妹の治療法をも見つけるために。 そんな中、アガスティア再編の話が持ち上がる。 しかし、その計画の中には「適応者」として異能の力を得たタクトを常に監視下におくという条件があった。門を忌避するであろう新組織が、ルナの為に門を開くことを許すはずがない! ――ルナを無事に異世界に帰すこと、妹の治療法を見つけ出すこと。 どちらも望むタクトは、アガスティアの再編という中で、一方を捨てる決断を迫られる。果たして彼が見つけ出す答えとは――。 世界と世界を繋ぐ、契約の物語。その行く末を見よ! イラストレーターは各所で活躍中の加藤いつわ!!
▼ 情報(Information) |
著者 | : | 伊神一稀 | イラスト | : | 加藤いつわ | 出版 | : | 小学館 | レーベル | : | ガガガ文庫 | 刊行期間 | : | 2015年05月30日(1巻発売) | ISBN(1巻) | : | 9784094515626 | ISBN(2巻) | : | 9784094515831 | 最新刊 | : | 2巻 |
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