樹海人魚

『樹海人魚』は中村九郎による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は羽戸らみ。「ガガガ文庫」(小学館)から発売。最新刊は2巻

強大な力で街を破壊し、ひとびとを殺し、そのうえ何度死んでもよみがえる恐怖の存在-"人魚"。人間はその怪物を撃退し、飼い慣らし、"歌い手"と呼んで同類退治の道具としていた。歌い手を操り人魚を狩る"指揮者"の森実ミツオは何をやってもさえないグズの少年。しかし、記憶をなくした歌い手・真名川霙との出会いが、ミツオを変える。逆転重力、遅延時空に過不眠死。絶対零度のツンデレ・バービー、罵倒系お姉・由希にみだらなラビット-奇想につぐ奇想と流麗な人魚たちが物語を加速する。超絶詩的伝奇バトル&ラブ。

「雪下菜々、"バービードール"の異名を持つ歌い手だな?」-色素の薄い髪の毛が、月明かりにきらめいて揺れる。バービーは、Do‐orの"管理連"に呼び出されていた。人間を素材に街を造り替えてしまう難敵ヤドカリとフィルの登場により、グズの少年ミツオや記憶を亡くした少女・霙が所属する"楽団桜井"が苦戦をつづける。そんなときに。バービーは歩調を合わせない-「優しくされたくない。独りでいた方がマシだから」。けれど、問うてみせる-「ザネ、あたしはムダなこと話したかな?」。そして、バービーは-。

 ▼ 情報(Information)
著者中村九郎
イラスト羽戸らみ
出版小学館
レーベルガガガ文庫
ISBN(1巻)9784094510065
ISBN(2巻)9784094510577
最新刊2巻
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