『勇者と勇者と勇者と勇者』は川岸殴魚による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はすまき俊悟。「ガガガ文庫」(小学館)から発売。最新刊は4巻
「勇者、勇者って、ただの無職じゃん!」 ――時は、大勇者“あまり”時代。空前の勇者ブームで、勇者が増えすぎた世界。勇者専門学校を卒業したひねくれ勇者のルディは、ほかの半熟勇者たちと一緒にシェアハウス生活を送っている。なぜか? お金がないからである。ルディ「卒業したのに、なんの仕事もないじゃん! 期待の若手勇者として、ダンジョン冒険して中ボス的なの倒したりすると思ってたのに! 勇者って名乗ってるだけの無職じゃん! 家賃も滞納してるし!」ナディーネ「いまは勇者があまってるからね......。私は家賃も払ってるし、バイトしてるから無職じゃないけど......」ナディーネはきまじめ勇者。異世界系食堂“異民(いたみ)”でバイトをしている頑張り屋さん。ほかにも、アホ勇者のネネ、なまけ勇者のアーニャ、ヲタ勇者のヴォルフ、女ったらし勇者のクリストフが一緒に住んでいる。彼らは日々、クエストオーディションに挑んで落ちたり、勇者飯をつくって一儲けを企んだり、アイドル勇者のライブに行ったり、クダを巻いて最近の勇者業界のグチを言ったりしている。すべては、いつか売れっ子勇者になるために! 『人生』の川岸殴魚が放つ、いまどき☆リアル勇者ライフ!
「自由闊達にタンスを漁る。それが勇者だ」 ルディ=シュミットは、家賃滞納者である。ある意味、勇者である。「まさに事故としか言いようがないな......」仕事がなければお金は手に入らず、「自分なりの勇者スタイル」に悩み、さらに働く意欲を失う。そんな不幸な事故(?)で家賃滞納勇者となったルディは、あてもなく街をうろつく日々である。コーポ勇者の鬼大家さんから逃げているのだ。ある日、ルディは自称「古き良き時代の勇者」ロットと出会う。勢いで弟子入りするルディだったが、ロットは知らない人の家に入り込んでタンスやクローゼットをあさりだす。「ちっ、しけてやがる。壺でも割って帰るか......」こいつ、もしかして古き“悪き”勇者なんじゃ......。前途多難なルディは、「自分なりの勇者スタイル」を見つけることができるのか?せちがら系勇者列伝、古きに学ぶ第4巻!
▼ 情報(Information) |
著者 | : | 川岸殴魚 | イラスト | : | すまき俊悟 | 出版 | : | 小学館 | レーベル | : | ガガガ文庫 | 刊行期間 | : | 2015年08月29日(1巻発売) | ISBN(1巻) | : | 9784094515787 | ISBN(4巻) | : | 9784094516500 | 最新刊 | : | 4巻 |
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▼ 言語(Language) |
Japanese | : | yuushatoyuushatoyuushatoyuusha |
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