『異世界コスメ工房』は南 コウによる日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はmeeco。「電撃の新文芸」(KADOKAWA)から発売。
化粧品メーカーの研究開発部に所属する佐倉陽葵は、入社2年目にして会社を辞めたくなっていた。 コスメ作りは好き。だけど現実は思い描いていたキラキラした日々とはちょっと違う。 そんな悩みを抱えながら、歩いていたら……突如異世界に転移して!? クールな魔女・ティナに拾われて、居候することになった陽葵は、転移早々ある事実に気づく。 「まさかこの世界って、コスメの概念がない?」 この世界には、スキンケア用品もメイク用品も存在していなかった。 お風呂上がりに保湿すらできないことに絶望していた陽葵だったが、妙案を思いつく。 「そうだよ! ないなら作ればいいんだよ!」 こうして陽葵は、もとの世界で培った化粧品作りの知識を駆使して、異世界でコスメ工房を開くことに! クールな魔女さんと一緒に、コスメで異世界の女の子を幸せにしていきます!