『ドマ家の悪魔 ~ドマならば一度はやりたい国家転覆~』は枝豆 ずんだによる日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は烏羽 雨。「電撃の新文芸」(KADOKAWA)から発売。
ドマ家。それは、欲に忠実な、悪の貴族である。 かつて国を救った英雄・ルシウスは、身分を隠し、善良な伯爵家の“庭師”として16年平穏に生きていた。 庭師を辞して旅に出た彼は、旅先で「敬愛する伯爵夫妻と伯爵令嬢が、無実の罪で断罪され、処刑された」ことを耳にして、怒りを燃やす。 伯爵家の断罪にかかわった者を、力のままに次々に潰し、復讐を進めるルシウス。そんな彼の前に、ドマ家の一族が現れ、こう提案する。 「君の復讐にはセンスがない。私の描く復讐を、どうか君の手で進めてくれないか?」