『僕の珈琲店には小さな魔法使いが居候している』は手島史詞による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は烏羽 雨。「ファミ通文庫」(KADOKAWA)から発売。
浪人生になってしまった九条篤志は、喫茶店『ロッコ』でおいしい珈琲を淹れることに腐心する日々を送っていた。しかしどうしても平日の昼間から店の片隅でランドセルを傍らに置き珈琲を飲む少女が気にかかっていた。ある日思い切って尋ねると、少女は少し困った顔で呟いた「人を殺してほしいようなことを言われました。断ると今度はわたしが殺されてしまうそうで、少しだけ困っています」――これは、小さな魔法使いと、若い珈琲係【バリスタ】が紡ぐ奇跡の物語。