影執事マルクシリーズ(かげしつじマルクシリーズ)は、手島史詞による日本のライトノベル。イラストはCOMTAが担当している。富士見ファンタジア文庫(富士見書房)より2008年10月から2011年8月まで刊行された。
ヴァレンシュタイ家の新米執事・マルクは優秀だった。柔和な笑顔にスマートな身のこなし。よく気がついて知識が豊富。「マルクさんって、何でもできるんですね!体は弱いけど」素朴に感心する使用人たち。うら若き美貌の主・エルミナも無表情ながら満足のご様子。だが本人だけは不本意だった。私はなぜ「おいしい紅茶」なんて淹れてるんです!?山犬の精霊"クフ・リーン"を使役する「影使い」の暗殺者が、なぜ!?-なぜ?それは、強大な精霊に守られたエルミナに返り討ちにされたから。絶対服従を強いる「空白の契約書」にサインしたから...。風変わりな主と執事のコミカル・バトラー・ファンタジー。
ついに暴走を始めた"アルス・マグナ"は瞬く間にロックウォールを壊滅させ、さらに周囲をのみ込んでいった。"空白の契約書"は徐々に失われ、契約者でなくなったマルクだったが、彼の求めることはたったひとつ。「揺り篭に囚われた我が主、エルミナを救い出す!」マルクの想いに仲間たちが応える。その行く手を遮ったのは、"アルス・マグナ"が創り出した過去の自分たちだった!?マルクとエルミナ、そしてそれぞれの想いがたどり着く未来は?影執事、最後の仕事が幕を開ける。
▼ 情報(Information) |
著者 | : | 手島史詞 | イラスト | : | COMTA | 出版 | : | 富士見書房 | レーベル | : | 富士見ファンタジア文庫 | 刊行期間 | : | 2008年10月20日 - 2011年10月20日 | ISBN(1巻) | : | 9784829133361 | ISBN(12巻) | : | 9784829136942 | 最新刊 | : | 12巻 |
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▼ 言語(Language) |
Japanese | : | kageshitsujimarukushiri^zu |
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