『マテリアルゴースト』は、葵せきなによる日本のライトノベル。イラストはてぃんくるが担当。2006年、富士見ファンタジア文庫(富士見書房)より2006年1月から2007年5月まで刊行された。第17回ファンタジア長編小説大賞佳作受賞作。作者のブログにて本作の外伝的ストーリーである「オルタナティブゴースト」と「インビジブルゴースト」が掲載されている。
自殺志願者の高校生、式見蛍は交通事故にあったショックにより「自分の半径2m範囲内の幽霊を実体化させる」という能力が発現してしまう。それがきっかけとなり、記憶喪失の幽霊の少女ユウと出会い、奇妙な同棲生活を送る事になる。
蛍、死す-。想像を超えた出来事に、ユウ、鈴音、紗鳥らは、茫然自失状態が続いていた。そんなある日、紗鳥は黒猫を拾い、「ホタル」と名づけ飼い始める。寂しさをホタルで埋め、一緒にお風呂に入ったりする紗鳥。彼女が風呂から出ると、テレビでは緊急ニュースが流れており、紗鳥たちが通う高校が映し出されていた。高校の上空には、巨大な「繭」が。そして、繭の上には、あのタナトスの姿があった。彼は、全世界に向けて告げる。「皆さん、自殺してください」一方、最強巫女・深螺らは戦っていた。相手は、物質化した霊-"マテリアルゴースト"で...!ファンタジック・ゴースト・ストーリー、感動の最終巻。
▼ 情報(Information) |
著者 | : | 葵せきな | イラスト | : | てぃんくる | 出版 | : | 富士見書房 | レーベル | : | 富士見ファンタジア文庫 | 刊行期間 | : | 2006年1月20日 - 2007年5月19日 | ISBN(1巻) | : | 9784829117897 | ISBN(6巻) | : | 9784829119273 | 最新刊 | : | 6巻 |
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