『Dクラッカーズ』(ディークラッカーズ)は、あざの耕平によるライトノベル。口絵・挿絵は村崎久都が担当。富士見ミステリー文庫(富士見書房)より2000年11月から2004年1月まで刊行された。
通称・カプセルと呼ばれるドラッグには、不可思議な噂があった。
石造りの魔法の塔。その足下に立ち、梓は決然と頭上を見上げた。この中に、景がいる。梓はまだ、彼への"想い"を取り戻してはいなかった。表面的な会話や、彼の仕草を覚えてはいても、その時感じた喜びは失われたままだ。でも、それを取り戻したい。景を、連れ戻したい-。ついに"王国"は葛根市に顕現した。景という存在を求め、そこに攻め入る梓たち、DDを引き連れ援護に回る茜。圧倒的な力を持ち、立ちふさがる3B。そして梓と女王は、対決の時を迎える-。孤独な魂たちが、それぞれの望みをかけぶつかりあい、世界はその結果を受け、刻々と在りようを変えていく-。ネオ・アクション・サスペンス、孤独な魂の在り処を示す、最終章。
▼ 情報(Information) |
著者 | : | あざの耕平 | イラスト | : | 村崎久都 | 出版 | : | 富士見書房 | レーベル | : | 富士見ファンタジア文庫 | 刊行期間 | : | 2000年11月14日 - 2004年1月10日 | ISBN(1巻) | : | 9784829119150 | ISBN(8巻) | : | 9784829119754 | 最新刊 | : | 8巻 |
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