『青い桜と千年きつね』は戌井猫太郎による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は烏羽雨。「SKYHIGH文庫」(三交社)から発売。
男子高生・古町大吾は夏祭りの夜、狐のお面を被った少女に「ひとつだけ願いを叶えてやろう」と言われる。冗談と捉え「面の下が見たい」と答えた大吾が目にしたのは、月のように輝く金色の瞳だった。後日、大吾は再び現れた少女・きつねに妖怪であることを打ち明けられ、願いを叶えた対価として『ある計画』に加担するよう脅される。しかもその計画には大吾の憧れの女生徒・菊田あかりも関係していて-。京都を舞台に繰り広げられる小さな妖しの千年の恋物語。