『歩く亡者 怪民研に於ける記録と推理』は三津田 信三による日本の小説(ライトノベル)作品。「角川ホラー文庫」(KADOKAWA)から発売。
無明大学にある「怪異民俗学研究室」(怪民研)は、作家であり探偵である刀城言耶の研究室で、膨大な書籍と曰くある品で溢れている。瞳星愛は、昔遭遇した“亡者”の忌まわしい体験を語るため怪民研を訪れた。言耶の助手・天弓馬人は熱心に推理を巡らせ、合理的な解釈を語るが、愛は“ある事実”に気づいてしまう。首無し女、座敷婆、狐鬼、縮む家ーー数々の怪異と謎に2人が挑む。本格ホラー・ミステリの名手による新シリーズ、開幕! 三津田信三ワールドの魅力が凝縮された連作短編集。 目次 第一話 歩く亡者 第二話 近寄る首無女 第三話 腹を裂く狐鬼と縮む蟇家 第四話 目貼りされる座敷婆 第五話 佇む口食女 主な参考文献 解 説 織守きょうや