『古川くんと二ノ瀬さん 七草寮青春推理譚』は入夏 紫音による日本の小説(ライトノベル)作品。「宝島社文庫」(宝島社)から発売。
第23回『このミステリーがすごい!』大賞・隠し玉作品 台風が過ぎ去った日のコインランドリー。無人のそこには、一本の傘が置き忘れられていた。持ち主は嵐の中、傘を持たずに店を後にしたというのか? 死者の署名がなされた創部届、アイスクリームを咥えた泥棒、学生寮に残されたタイムカプセル。好奇心旺盛でお人好しな同級生・二ノ瀬と共に、高校生の古川はさまざまな謎に遭遇する。そしてやがて、自身の過去と向き合うことに……。