『本愛づる乙女のあやかし遊戯』は白目黒による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は篁ふみ。「富士見L文庫」(KADOKAWA)から発売。
「仙果の乙女」を食らう怪異は、神力と不老長寿を得るという。 三百年ぶりに生まれた「仙果の乙女」こと松風万里香は夜ごと夢の中であやかしに誘惑され、死と隣合わせの日々を過ごしていた。 そんな折、美しき御曹司・墨染桜一との縁談を強制的に進められる。やけっぱちになった万里香は見合いの席で「おそらく私は、もうすぐ死にます」と、仙果の乙女について話してしまう。 けれど桜一は「僕があなたを守ってみせましょう」と言い、本当に万里香の夢に現れてーー。 現と夢が交錯する絢爛豪華なあやかし絵巻、開幕。 一章 黒猫の青年 二章 本愛づる乙女 三章 化け猫 四章 金魚姫 エピローグ 二人と一匹