『怪盗クイーン 陽炎村クロニクル』ははやみね かおるによる日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はK2商会。「青い鳥文庫」(講談社)から発売。
インドで『もう一つの0』--『アムリタ』の手がかりをつかんだクイーン。 だが、地下深くで皇帝と戦っているさなかに岩の天井がくずれ、二人は閉じ込められてしまう。 ときは遡り、19世紀末のフランス「陽炎村」。 村の中心部にあるワイン蔵の樽の中から、10歳ぐらい子どもが見つかった。 赤い布に包まれ、銀色の長い髪と透き通るような白い肌をしたその子は、まるで天井画(フレスコ)に描かれた天使のよう。 子どもの面倒を誰がみるか、村人たちが話し合うなか、ある日本人の夫婦が引き取ることになってーー。 <小学上級・中学から すべての漢字にふりがなつき>