『折れた剣の幸福論』は扇 友太による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は四季童子。「MF文庫J」(KADOKAWA)から発売。
『正しい歴史』が改変され、鬼が出現するようになった幕末の京都。 英国出身の天才錬金術士モルガナは一人の剣士を蘇らせた。その名は近藤三助、天然理心流剣術二代目宗主で、理心流を大流派へと押し上げた大剣聖だ(後の新撰組局長、近藤勇は理心流四代目宗主)。 だが蘇った剣聖・三助は剣をすでに棄てていた。 とはいえ歴史干渉のため、内から壊れようとする新撰組、その破滅回避を狙うモルガナは、新撰組の精鋭が現局長・芹沢鴨をまさに暗殺せんとする修羅場に、剣を棄てた三助を放り出しーー。 心の一滴まで燃やし尽くされる、剣戟と錬金術が織りなす、心熱小説、開始!