『五つ星ギャル、僕に沼る。』は羽場 楽人による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当ははらけんし。「MF文庫J」(KADOKAWA)から発売。
スクールカーストに無関心な主人公・基月憩(きづきいこい)の同じクラスには【五つ星ギャル】と呼ばれている一軍女子の四人組がいた。 クール系女王様ギャルの水天宮玻璃(すいてんぐうはり)。 元気系王道ギャルの火渡ひなわ(ひわたりひなわ)。 小動物系癒しギャルの千木良美悠(ちぎらみゆ)。 無気力系不思議ギャルの金剛寺白金(こんごうじプラチナ)。 誰もが目を奪われる四人の美少女たち。 彼女たちは中学の頃からの親友グループだが、お互いに見栄を張って『恋人がいる』とウソをついていた。だが、実は四人とも恋愛経験ゼロの彼女たちはウソをつくのも限界を迎えてしまい─── 「自分たちの恋人はさておき、もしクラスの男子で付き合うなら誰がいい?」 他愛のないガールズトーク。そこで一番に名前が挙がったのはマイペースに高校生活を送り、誰に対しても態度を変えないスクールカーストに無関心の憩だった。 その日を境に五つ星ギャルによる憩へのアプローチが始まるが、彼にもまた誰にも言えないウソがあった。 「たぶん、僕にとって彼女は夜空に輝く星なんだ」 カーストの頂点に君臨する最上級の五つ星ギャルたちをカーストに無関心な男子が無自覚に沼らせる「わからせラブコメ」ここに開幕!