『聖女と暴食』は三雲 岳斗による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はkarory。「電撃文庫」(KADOKAWA)から発売。
地球周回軌道上に浮かぶ巨大都市「天環《オービタル》」から、地上へと逃走してきた少女アナセマ。彼女は、かつて旧世界を滅ぼした魔導兵器“災厄”の一体ーー“暴食の悪魔”《ベエルゼブブ》と契約した魔女だった。 地上の閉鎖環境都市「学園」の生徒ハルは、アナセマと出会ったことにより、生徒会エリートの地位を投げ捨てて、旧世界が生み出した美食の最高峰“四星全席”の完成を目指す謎の部活「学食部」へと移籍する。 なぜならアナセマが“暴食”と交わした契約は、彼に「美味い料理を喰わせること」だったからだ。かくしてハルたちは地上を“災厄”の暴走から救うため、美食の素材となる魔物狩りに明け暮れることになる! “災厄”と“美食”が交差する新感覚学園ファンタジー、ここに開幕!