『青い花は揺れない』はこうがによる日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はまろ。「リブラノベル」(リブリオン)から発売。
優れた魔術師だった母の命と引き換えに産まれたリンドは侯爵家の家族から憎まれ、16年間虐げられてきた。 しかし、成人の儀ーー亡き母の最期の魔術が発動し、すべての事情が、秘密が明らかにされる。 『嗚呼、リンド……私は貴女が《家族に愛された分》だけこの世に留まれるの……』 一瞬たりとてリンドを愛さなかったがため、妻は、母は、すぐに消えてしまう。侯爵家の人々に後悔と絶望を遺して。 「では、侯爵閣下、私はこれにてお暇いたします。二度とお目にかかることはないでしょう」 別れを告げリンドは母の実家である子爵家へと向かう、胸に宿った青い花は決して揺るがない。 私は母に愛されていた。私はきっと幸せになれると。大人気オムニバス、完成版!
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