『想世のイシュタル』は曽我部浩人による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はめろん22。「講談社ラノベ文庫」(講談社)から発売。
居残り指令も華麗にスルーし今日も今日とて家路を急ぐミサキとジン。目的地は圧倒的人気を誇る大規模仮想現実RPG《アルマゲドン》内。片や生産系のスキルを究めたジンに対し、ミサキはグラマラスな女性アバターを駆使し、ゲーム内最弱種“人間”のまま強さを極めんとする傾き者でもあった。共にゲーム内有名人でもある二人はその日、ゲームマスターのひとり、レオに不思議な言葉を投げかけられる――「向こうの世界で会おう」突然ホワイトアウトしたゲーム世界、ミサキとジンが飛ばされたのは“ただの”異世界、それとも......!? 荒涼たる原野を行く二人が出会ったある人物、そして隠蔽された地球の真実とは!? 新たな世界の神をめざす幻想空間創世譚登場!