『ドラゴン・グレイヴ』は曽我部浩人による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はともぞ。「講談社ラノベ文庫」(講談社)から発売。
久世世之介は最強を謳う一子相伝の剣術《久世一心流》の次期当主。だが彼の流派には、免許皆伝には「龍」を斬らねばならないという掟があった。この世のどこにも存在しないはずの龍を斬ることを望む世之介に、待望の機会が到来する。地球にほど近い異世界《アガルティア》に召喚された世之介は、《クインザリア王国》の女王・マイアより、各地に出現し破壊を繰り返す「龍」を狩る任務を与えられた。――どうやら久世一心流とクインザリア王国の間には、長年に亘る因縁が存在するらしい。古来久世家に伝わる豪刀『来業伝』を携え、凶悪な龍の討伐に心躍らせる世之介。だが「龍を斬る」という掟の真の意味までは気づいていなかった......。異世界豪剣ファンタジー登場!