『煉󠄁獄のエスクード』 (れんごくのエスクード)は、貴子潤一郎/著、ともぞ/イラストのライトノベル。富士見ファンタジア文庫刊。全4巻(内1巻は短編集)。シリーズとしては『灼熱のエスクード』全4巻に引き継がれている。
「それの解読のために、何人もの人間が発狂し、命を失った」フランスの古書店で発見された一枚の紙片。それには呪われた文字で"扉"の場所が記されていた。「やつらは人の肉を喰らい、血を啜る」"扉"-それは魔界とこの世を繋ぐ門。その封印が破れた時、世界は"魔族"に蹂躙され地獄と化す。退魔の妖剣ブラディミールに選ばれてしまった少年・深津薫は、教皇庁の影の組織エスクードの一員となり、"扉"を封印する力を持つ美少女"レディ・キィ"の護衛の任務につくことになる。「やつらにレディ・キィを奪われてはならない。護れない時はお前が彼女を殺せ」17歳の少年に託された残酷な使命...。だがそれは、薫の長い闘いの始まりにすぎなかった-。大賞受賞作家本格始動!現世と地獄の狭間で魔族と闘う戦士たちの壮絶な生き様を描くネオ・ハード・ロマン登場。
ある高校で教師や生徒の失踪事件が続発。捜査を開始した深津薫は旧校舎の地下で魔獣ケルベロスの遺骸を発見する。イギリス名門貴族出身の魔術師ルーシアと共に魔獣を調べることにした薫だったが、ルーシアの魔法に遺骸に仕掛けられた魔法が反応し、二人は謎の光に飲み込まれてしまった!ひんやりとした空気と微かなカビの匂い、そしてずらりと並んだワイン樽-。目が慣れた薫の瞳に入ってきたのは、どう見ても先ほどまでの風景ではない。「いったい、ここは-?」十三世紀の豪華な城、絢爛たるパーティー、そして我が物顔で歩き回る魔族。壮麗なるも恐ろしい世界で二人は...?絶好調!奇才貴子潤一郎による伝奇アクション、シリーズ第3弾。
▼ 言語(Language) |
Japanese | : | rengokunoesuku^do |
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