『小説ウィザードリィ シナリオ4 ワードナの逆襲』(しょうせつウィザードリィ シナリオ4 ワードナのぎゃくしゅう)はコンピュータRPG『Wizardry #4 The Return of Werdna』をベースにしたダーク・ファンタジー小説。著者は手塚一郎。JICC出版局から発売されていたゲーム雑誌「ファミコン必勝本」の別冊付録として序章が掲載され、後に大幅に加筆されて1990年8月に単行本として刊行された。
悪の大魔道師ワードナは、狂王トレボーから魔除けを盗み出した後、一夜にして広大な地下迷宮を作り出し、数々の魔物を呼び集めた。彼は勇敢な冒険者達によって倒され、魔除けは奪還されたものの、その肉体はいかなる剣で切り刻もうとも、灼熱の火炎で焼き尽くそうとも滅びなかったと言われている。そして、その肉体は迷宮の地下深くに厳重に封印を施されているという。