『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』(うそつきみーくんとこわれたまーちゃん)は、入間人間による日本のライトノベル作品。イラストは左。電撃文庫(メディアワークス→アスキー・メディアワークス→KADOKAWA)より2007年6月から2017年6月まで刊行された。また、『電撃文庫MAGAZINE』(アスキー・メディアワークス)に短編が4度掲載され、それらは短編集(全1巻)に収録されている。略称は「みーまー」。2015年12月の時点で累計発行部数は135万部を記録している。
舞台は、小学生兄妹の失踪事件と連続殺人事件が同時に起きている田舎町。そこでは、8年前にも誘拐事件が起きていた。8年前の被害者である「みーくん」こと「僕」は、「まーちゃん」こと御園マユと再会を果たし、同居を始める。ところが、マユの自宅には、失踪したとされた小学生の兄妹がいた。
あるところ、ある時代に双子の姉妹がいました。 姉は妹をこう評します。「わたしと比べたら馬鹿」 妹は姉をこう評します。「よくできた姉様」 姉の方は父親によく似ています。「勘弁して」 妹の方は笑うと母親に瓜二つです。「あっはっは」 いつの頃からか、妹の存在を認識できなくなった姉。 悪党を探して殺すために金属バットを持ち歩く妹。 両親とそっくりで、嘘つきで壊れた二人。 歪んだ双子の姉妹の、交わらない日常。 そんな彼女たちが住む町で起きた連続殺人事件。 そして、双子の姉は言いました。 「うちの妹が犯人よ」と。 ──ねえ、まーちゃん。今度は僕たちの子供の話だってさ。
▼ 言語(Language) |
Japanese | : | usotsukimi^kunto kowaretama^chan |
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