『ありえない青と、終わらない春』は清水 苺による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はえいひ。「講談社ラノベ文庫」(講談社)から発売。
桜舞う四月に、石崎海が出会ったひと、前田きらら......いつもクラスの中心で、華やかなものすべてに包まれているかのようなとびきりの美少女。しかし彼女には“秘密”と“枷”と“婚約者”がいた――偶然からきららと一緒にいるようになった海は、ほどなく秘密を打ち明けられる――「私は決死の覚悟で、この時間に戻ってきたの......あの時選択しなかった運命を、選択するために――」戸惑いつつも彼女の真の願いを理解したその時、海はきららを好きになっていた......叶わないことを知りながら、人生で初めて、大好きなひとのために全力を尽くそうとする海。ありえない青空の下、終わらない春をめざす二人の物語が始まった。鮮やかな季節を瑞々しい感性で描く青春譚登場!