『ハイランドの復讐』はリリーブラックウッドによる小説(ライトノベル)作品。「マグノリアロマンス」(オークラ出版)から発売。
十二歳のとき、族長の父や母、それにクランの仲間たちを殺され城を追われたニールは、ふたりの弟とも離ればなれになり、いつの日か憎い敵に復讐を果たすための機会をうかがっていた。ついにチャンスが巡ってきたのは、十七年後のことだった。勇猛な戦士となったニールの腕を求め、敵である族長が彼を城に招いたのだ。復讐劇の幕が切って落とされたものの、ニールは敵の娘であるエルスペスと出会い、彼女に惹かれはじめる気持ちを止められなくなる。一方のエルスペスも、ニールの正体を知らないまま彼に惹かれていき-。