『キミは一人じゃないじゃん、と僕の中の一人が言った』は比嘉智康による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当ははっとりみつる。「ファミ通文庫」(KADOKAWA)から発売。
「また多重人格ごっこして、くれないかな?」高校で再会を果たした一色華の実は、ぼっちの僕にそう告げた。囚慈、キイロ、θ朗の三人がかりで生きているチーム市川櫻介には最高の申し出。もちろん答えは満場一致でOK。自分達以外の誰かに、囚慈として扱われる不思議な感覚の中で、僕は自然と華の実を好きになっていった。でも、知らなかったんだ。君がどんな思いで、その提案をしていたかなんて......。不器用な二人の、純度100%の恋愛ストーリー。