『さよなら、かぐや姫』は深山くのえによる日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はサカノ景子。「小学館ジュニア文庫」(小学館)から発売。
かぐや姫の真の目的が、今明らかに・・・! 昔むかし、日本がまだ、帝と貴族たちに治められていた頃のこと。人買いから逃げ出してきた、身寄りのない少女・阿古と、夜道で出会った少年、明丸の前に、光を放つ竹が現れる。中にいたのは、再び地上に降り立った、伝説のかぐや姫だった! かぐや姫はある宝を探しており、阿古のそばでその宝の気配を感じるのだという。なりゆきで一緒に暮らすことになった三人だったが、しだいに阿古の心の中で、明丸の存在が大きくなっていく。自分の気持ちにとまどう阿古。そんな時、ついに宝の手がかりが見つかって・・・・・・?かぐや姫の秘密と、少女の恋が織りなす平安時代の物語。 【編集担当からのおすすめ情報】 時代は変わっても、恋する気持ちは、きっと同じ――。平安時代の女の子・阿古の初恋の物語です。昔話『かぐや姫』、古典作品『竹取物語』の続きとしても楽しめます!