『眉目秀麗な紳士は指先に魅せられる』は吉桜美貴による日本の小説(ライトノベル)作品。「エタニティ文庫・赤」(アルファポリス)から発売。
ハンドモデルをしている二十八歳の美夜子。とはいえそれだけでは生活できず、本業は事務職のOLをして日々を過ごしていた。モデルの仕事は減る一方で、焦りを感じていたある日、一流企業の副社長が美夜子を訪ねてくる。彼は美夜子がモデルを務めたジュエリー広告を見て、強烈に手に惹かれ、お願いがあって会いにきたのだという。そして、ひどく憔悴した様子の彼に持ちかけられた相談内容は、予想外のもので......? 指と指を絡めて紡ぎ合う愛。甘美な悦楽に塗れた世界へ二人、誘われる――