『高一の春、僕は世界を滅ぼす彼女(あくま)を倒せない。』は赤福大和による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は朝倉はやて。「講談社ラノベ文庫」(講談社)から発売。
国民的人気を誇る清純派女優、長月真冬が抱えていた問題――月兎事件が片付いた後、紅葉は彼女に対してずっと傍にいると約束した。だが、平穏な日々は長くは続かない。彼らの前に、人気漫画『終末ダークナイト』に登場する悪魔でありヒロインの、ゼロフェム・ゼシカ・ムジベルガ――愛称ゼゼムンにそっくりな少女が現れる。ゼゼムンが言うことには、彼女は真冬に召喚されてこの世界にやってきたらしい。紅葉たちは例のごとく、こういった不思議な現象に詳しい店、行燈屋店主の杏に相談に向かう。そして、彼女によれば、紅葉が真冬を守りたいならば、早急にゼゼムンを殺さなくてはならないようで......!? 桜と青春に彩られた怪奇ファンタジー第二弾!