『フェロモン探偵 監禁される』は丸木 文華による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は相葉 キョウコ。「講談社X文庫」(講談社)から発売。
魔性のフェロモン探偵、映が雪の中事務所の前で倒れていた雪也を拾ってからもうすぐ2年が経つ――。今日も閑古鳥の泣く事務所には、映の兄であり、雪也の高校の同級生でもある拓也が弟の顔見たさに押しかけていた。早く追い返そうとする映に拓也は去り際、蒼井秀一の話を持ち出した。秀一といえば映の家庭教師であり、映をフェロモン体質にした張本人。秀一が結婚するとは聞いていたが、婚約者が秀一の身辺調査をしていたという話を聞き、嫌な予感がする映と雪也。そこへ久しぶりの依頼人が訪れる。聞けば姉が大事にしている猫を探して欲しいという。本業とは違うが、暇と金欠から映は仕事を引き受ける。調査を続けると、依頼人の姉である泰子は、過去に婚約者を事故で失っていたことを知る。そして、その原因は秀一......。一方の雪也は、秀一との過去に口をつぐむ映に嫉妬の炎を燃やす。その思いはエスカレートし、ついに首輪をつけて映を自宅に監禁することに!? シリーズ最高のエロ&ラブここに登場!