『鬼の乙女は婚活の旅に出る』は矢島汐による日本の小説(ライトノベル)作品。「レジーナブックス」(アルファポリス)から発売。
鬼人族の婚約イベントである「妻問いの儀」で屈辱的な求婚をされ、思わず相手を蹴り倒してしまった迦乃栄(カノエ)。元々里内で孤立していたこともあり、「妻問いの儀」に期待はしていなかったものの、この状況はさすがにあんまり。唯一親しくしていた幼馴染の男・燈王(ヒオウ)も、他の女性に求婚したようだし、もうこの里に未練はない。――そう思った迦乃栄は、閉鎖的な里を出て、自らの力で結婚相手を見つけようと決意! 単身海を渡り、婚活の旅に出た。途中で仲間に加わったのは隻眼美人の魔人に、女装趣味のイケメン竜人。彼らも迦乃栄の婚活を応援してくれるけれど、いったい何が悪いのか、トラブル続出・前途多難で......!? 先の見えないドタバタ婚活ストーリー、今開幕!