『愛情融資店まごころ』はくさかべかつ美による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は新堂みやび。「小学館ジュニア文庫」(小学館)から発売。最新刊は3巻
優しくて切なくて、もう息もできない! もうすぐ小学六年生になる春休み、交通事故で心の中にあった「愛」をなくしてしまった駒野真心(マコ)。これまでのような感情が芽生えないことに違和感を抱いた矢先、真心は不思議な店の中に立っていた。そこは「愛情融資店まごころ」。憩(イコイ)という美しい女店主に会い、真心は愛を融通してもらい新学期を迎えるが、教室にやってきた転校生の男の子を見てびっくり。それは、3年前の夏休みに知り合った忍(オシ)くんだったから。しかし、久しぶりに会った忍くんは、なんだかそっけなくて・・・・・・。優しかった忍くんに一体何があったのか? 真心は忍くんのことが気になり、自分の持っている愛情を忍くんに振り込もうと考えるが・・・・・・。マコをはじめ、「愛情融資店まごころ」を訪れるさまざまな境遇のお客たちが愛をめぐってくりひろげる優しく切ない物語。 【編集担当からのおすすめ情報】 第4回小学館ジュニア文庫小説賞 金賞受賞作品です!誰かのことを大事に思う、優しさがいっぱい詰まった物語。何度も泣けます。
「まごころ」の秘密がついに明かされる! 小学六年生の真心は、同級生である忍俊雄とつかず離れずの関係を保ちながら平穏な学校生活をすごしていたが、あるとき突然、手伝いをしている店「まごころ」に呼び出され留守番を頼まれることに。店主・憩さんが不在の中、これまで立ち入ることができなかった二階の物置の扉が開いている事に気づき、近寄ってみると、そこには見知らぬ人の気配と無数の愛蛍(人の愛情を食べて生きる光のような生き物)がひしめいていた。そこで真心は「まごころ」という店の存在理由を知ることに。そんなとき、「まごころ」を真心のクラスメイトである詩歩が訪ねてくる。詩歩は他人の愛情を操作したいと言うが、そこには詩歩が抱える深い理由があって・・・・・・。ほどなくして、真心は詩歩が愛蛍を使って他人の愛情を取ろうとしているところを目撃する。詩歩はなぜ愛蛍を使いこなせるようになったのか? 【編集担当からのおすすめ情報】 女の子が女の子を好きになってはいけないの? 悩みを抱える少女が引いてしまった「まごころ」崩壊のトリガー。店主・憩さんの正体とは!? ついにシリーズ完結です!小学生だけではなく、恋に悩むすべての人に読んでいただきたい名作です!
▼ 情報(Information) |
著者 | : | くさかべかつ美 | イラスト | : | 新堂みやび | 出版 | : | 小学館 | レーベル | : | 小学館ジュニア文庫 | 刊行期間 | : | 2018年12月21日(1巻発売) | ISBN(1巻) | : | 9784092312715 | ISBN(3巻) | : | 9784092313606 | 最新刊 | : | 3巻 |
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▼ 言語(Language) |
Japanese | : | aijouyuushiten magokoro |
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