『防災室の日曜日 カラスてんぐととうめい人間』は村上 しいこによる日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は田中 六大。
ここは、せんねん町の、まんねん小学校。今いままでないしょにしてたけど、じつはこの小学校には、こんな部屋も、あるんですよ......。これまで「音楽室」や「理科室」などまんねん小学校の10の部屋を舞台にしてきましたが、今回は「防災室」のなかまたちが登場です。防災室の板チョコはもうすぐ賞味期限が切れてしまいます。だれかに食べてもらいたいという板チョコの願いをかなえるため、防災ベストやヘルメットの防災室のなかまたちは駄菓子屋さんにでかけます。駄菓子屋さんのおじいちゃんに板チョコをおいてもらおうとお願いすると、「やってもらいたいことがある。カラスてんぐをなんとかしてほしいんや」といわれます。いったいどうして?