『どうぶつのかぞく アフリカゾウ よわむしトトといのちの石』は如月 かずさによる日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は田中 六大。
茶色いかれ草だらけのサバンナを、ぼくたちは一列になってすすんでいた。ぼくは行列のまんなかあたりで、お母さんのしっぽに鼻でつかまってあるいている。 ぼくたちのむれは、ぜんいんあわせて十五頭。むれのリーダーはムゼおばさんだ。──本文より。子どもたちに人気の動物の家族をテーマにした童話シリーズ「どうぶつのかぞく」。動物たちのユニークな子育てや家族が力を合わせてが生き抜く様子を題材に8人の豪華執筆陣が描き下ろし、動物学の第一人者である今泉忠明先生がお話とコラムを監修。小学低学年から中学年向けの創作童話です。2018年12月から3ヶ月連続で刊行致します。●シリーズ「どうぶつのおやこ」の特色・各児童文学賞受賞作家やベストセラー作家など、現代を代表する一流童話作家の書き下ろし。・「物語の楽しさ」を第一に書かれた作品は、どの一冊をとっても、すぐれた童話作品として楽しむことができます。また、シリーズを通して読むことで、さまざまな動物の生態を知ることはもちろん、親子の愛情や自然界で生きる厳しさ、命の尊さを学べます。・ほぼすべての見開きに、実力ある画家によるイラストが入っていて、低学年から、ひとりで読めます。・巻末に収録したコラムページで、どうぶつへの理解がさらに深まります。・A5判、80ページ(一部カラー)。朝読にもぴったりのボリュームです。どうぶつのおやこラインアップ予定12月 パンダのおはなし(小手鞠るい) ペンギンのおはなし(吉野万理子)1月 カンガルーのおはなし(佐川芳枝) アフリカ象のおはなし(如月かずさ) キリンのおはなし(茂市久美子)2月 ホッキョクグマのおはなし(小林深雪) ライオンのおはなし(村上しい子) チーターのおはなし(佐藤まどか)