『雪の名前はカレンシリーズ』は鏡征爾による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はEnji。「講談社ラノベ文庫」(講談社)から発売。
オリガ戦没記念都市。災厄と祝祭を連想させる不思議な街。四季の美しい瓦礫だらけのこの場所で、〈僕〉は、彼女に出会った―。 『世界は美しい。戦う価値がある』 雪の降る夜、少女はおしえてくれた。少女の名は赤朽葉カレン。人工天使・制服少女委員会のA(エース)転生者であり『冬時間』から襲来する転生生物をココロを代償に迎撃する最終兵器。詩を書くのが救いの少女整備士の少年は、失われゆく意識のなか必死で彼女の記憶を書き留める。「痛みは私を満たしてくれますか?」「初恋が人間らしい感情だとききました」「私と付き合ってくれますか」 講談社BOX新人賞で初の大賞を受賞した奇跡の才能、思春期のあなたの胸を撃ち抜く最高傑作。