『水の後宮』は鳩見 すたによる日本の小説(ライトノベル)作品。「メディアワークス文庫」(KADOKAWA)から発売。最新刊は2巻
入宮した姉は一年たらずで遺体となり帰ってきた――。 大海を跨ぐ大商人を夢見て育った商家の娘・水鏡。しかし後宮へ招集された姉の美しすぎる死が、水鏡と陰謀うずまく後宮を結びつける。 宮中の疑義を探る皇太弟・文青と交渉し、姉と同じく宮女となった水鏡。大河に浮かぶ後宮で、表の顔は舟の漕手として、裏の顔は文青の密偵として。持ち前の商才と観察眼を活かし、水面が映す真相に舟を漕ぎ寄せる。 水に浮かぶ清らかな後宮の、清らかでないミステリー。
大河の水面に煌めく蒼の宮城。その後宮で皇太弟・文青の密偵を務める宮女・水鏡は、姉の死の真相を追っている。 ある日、皇帝が寵愛する貴妃の懐妊の噂が舞い込む。だが対立する皇太后はその妊娠を認めなかった。さらに「懐胎は偽りなり」という扇動で宮中は大きく揺らいでいく。 王家にうごめく闇に迫る中、互いの距離を近づけていく文青と水鏡。しかし全ての黒幕の目論見が明らかになった時、二人は再び分かたれて――。 水に浮かぶ後宮の美しきミステリー第二弾。
▼ 情報(Information) |
著者 | : | 鳩見 すた | 出版 | : | KADOKAWA | レーベル | : | メディアワークス文庫 | 刊行期間 | : | 2021年09月22日(1巻発売) | ISBN(1巻) | : | 9784049139549 | ISBN(2巻) | : | 9784049144109 | 最新刊 | : | 2巻 |
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