『愛蜜契約』は奏多による日本の小説(ライトノベル)作品。「エタニティ文庫・赤」(アルファポリス)から発売。
父の法律相談事務所で事務員として働く凛風は、ヤクザからの度重なる嫌がらせによって倒れた父に代わって、事務所の立て直しを引き受けてくれる弁護士を探していた。そんな中、凛風の前に現れたのは危険な色香を漂わせる男・真秀。凛風は彼に、父の弁護士事務所で働いてくれないかと依頼するが、真秀は凛風が身体を差し出すのであれば引き受けても良いと条件を突きつけてきて――。長い指先で肌をたどり、熱い蜜をこぼす彼女を愛おしそうに見つめる真秀。契約を結び、事務所にやって来た彼は自分が『法曹界の悪魔』と呼ばれる有名弁護士で、さらには凛風の失踪した幼馴染だと正体を明かし......