『デューン 砂漠の救世主』(デューン さばくのきゅうせいしゅ、原題:Dune Messiah)は、アメリカの作家フランク・ハーバートによる1969年のSF小説であり、全6作からなる『デューン』シリーズの第2作である。『デューン』(1965年)の続編として、1969年に雑誌『ギャラクシー・サイエンス・フィクション』で連載され、同年パトナムから出版された。
ポール・“ムアディブ”・アトレイデスは、皇帝として12年間統治している。フレメンの救世主としての役割を受け入れたことで、彼は既知の宇宙の大部分を征服する聖戦を引き起こしたが、彼自身が作り出した宗教的巨大勢力の致命的な暴走を止める力はない。610億人が命を落としたにもかかわらず、ポールの予知能力のヴィジョンは、これが人類にとって最悪の結末には程遠いことを示している。この知識に突き動かされ、ポールは戦争の継続を許容し、フレメンの宗教の中心としての役割を維持する一方で、帝国の改革と自身の王朝の盤石化に目を向ける。