『ダンス・ウィズ・エリシア』はわかつきひかるによる日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はCH@R。「スーパーダッシュ文庫」(集英社)から発売。最新刊は2巻
小国ラウナの王子・サミュエルは、かつての戦争で敗れた母国のため、女王の養子という名の人質となるべく大国ローレシアを訪れる。義母に謁見するサミュエル。だが、玉座に女王として座しているのは、幼い頃、婚約者であった白銀の髪の少女・エリシアだった。本来の女王である彼女の母は一体どうしたのか。疑問つきぬサミュエルにエリシアは言う。「忠誠のあかしに足にキスすることを許す」と。年下の義母と、死すべき定めの少年。二人が織りなすロイヤル・ラブストーリー、開幕。
ローレシアの女王・エリシアが幼い頃に受けた魔女の祝福を無力化するという魔法使いが現れた。しかし、魔法は女王の威厳をも奪ってしまった。エリシアは幼女と化してしまったのだ。完全に祝福を解いてもらうために魔女に逢いにいくことを決め、女王の養子であるサミュエル元王子の故郷ラウナへ向かう。しかし、そこにはかつての栄えた国の姿はなく、魔女の気配する感じられなくなっていた。いったい、この国に何が起こったというのか...?年下の義母を死すべき定めの少年は守れるのか。二人が織りなすロイヤル・ラブストーリー、終幕。