『コトノハ遣いは囁かない』は木村航による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はCH@R。「MF文庫J」(KADOKAWA / メディアファクトリー)から発売。最新刊は2巻
神名結貴は中学卒業祝いに来たカラオケルームで、突如怪物化した友人に襲われる。そこを助けてくれたのは、数年ぶりに再会した幼なじみの真弥と、魔法遣いのような奇妙な姿をした少女、然葉だった。真弥によると、人間の願望が暴走して「ナイトメア」となり、怪物化するのだという。やがて高校に入学した結貴は、真弥に誘われ、「学園伝説研究会アウェイカー」に入部する。それはナイトメアを狩る秘密組織「アウェイカー」の仮の姿だった!-ナイトメアに対抗する力を持つ結貴、真弥、然葉。その三人の活躍を描いた、夢と現実が交差する学園マジック・ファンタジー登場。
「ナイトメア」-それは人間の願望が暴走し怪物化したもの。ナイトメアを狩る組織「アウェイカー」の魔女・然葉は声の力を操る「コトノハ遣い」として、学園生活を送っている。以前はすべてに無関心だった然葉は結貴たちと過ごすことにより、少女らしい一面を見せるようになっていた。ある日、然葉は自分と同じ力でナイトメアをより凶暴化する少女と出会う。自分とは真逆の力の使い方をする彼女を前に、愕然とする然葉。少女が打ち明けた然葉とナイトメアの恐るべき因縁に、結貴たちは大きく揺れ動く-!夢と現実が交差する、学園マジック・ファンタジー第二弾。